ハイブランド ページ10
壱馬side
「 なんかちがう 」
久しぶりの買い物
に何故か着いてきたA
壱馬「 そろそろひとりで見たなってきた 」
A「 なんかちがうんです、似合ってないとかじゃなくて、なんか 」
壱馬「 なんなん 笑 」
仕事かと思うくらい
あれやこれや着せられてもはや着せ替え人形状態
A「 分かった!!!!! 」
壱馬「 おーおー 」
A「 ユニクロ行こう 」
壱馬「 ぶっ飛ばしたろか 」
A「 壱馬さん顔がハイブランド過ぎて服とケンカしてる 」
「 ハイブランドは顔とアクセサリーで十分 」
壱馬「 それでユニクロかい 」
A「 極論イケメンは何着ても似合う故無理してまで着ない方が良いんです 」
壱馬「 裸でいろと? 」
A「 いっちゃんに並ぶくらいむっつりですよね、壱馬さん 」
聞いてれば褒めてるのかなんなのか
壱馬「A自分の買い物は 」
A「 なんとなくですかね 」
壱馬「 ごめん全然返答になってなくて困ってる 」
A「 あんまり興味無いです 」
今日の彼女は、というより、いつも彼女は
白ティーに黒スキニー、コンバース
A「 服より車が欲しいです 」
壱馬「 免許持ってないくせに 」
A「 ユニクロ舐めちゃ行けませんよ壱馬さん 」
直ぐに会話が成り立たなくなる
壱馬「 そんなAにプレゼント 」
A「 クロムハーツ、、、って、あの、巷で話題の 」
壱馬「 ウチの姫曰くハイブランドは顔とアクセサリーで十分らしいから 」
A「 私みたいな一般庶民が、クロムハーツ、いいんでしょうか 」
壱馬「 一応あなたもランペイジでしょうが 」
A「 変わりませんよ私は 」
決して気取らないし、かと言って卑下する訳でもない
Aこういうところが好きで、尊敬できる
A「 サイゼとガストとすき家吉野家はこれからも一生通います 」
論点が違うけど、それも愛嬌
壱馬「 メガネとかの方が良かった? 」
A「 一生大切にします 」
壱馬「 ごめんなお下がりで 」
A「 私が死んだらまこに受け継ぎますね 」
壱馬「 遺品にして受け継ぐのやめーや 笑 」
A「 壱馬さんからお下がり貰える尊さを私だけが感じるなんてもったいない 」
よくもまあそんな言葉がスラスラと
そんな俺の好きな彼女は今日もランペイジ
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作者名:ベティー | 作成日時:2020年5月4日 16時