小悪魔 ページ9
瑠唯side
「 好きな人なら居ますよ 」
なんて急にAが健太に言い出すから
健太「 うん！！諦めな！！ 」
「 うわ、健太さん最低 」
健太「 別に俺たちがいるじゃん 」
「 俺たちはメンバーです 」
健太「 どんな人 」
「 イケメンです 」
健太「 俺たちより？ 」
「 同じくらい 」
健太「 今すぐ縁切って 」
「 健太さんしつこい離して 」
健太「 ありえなくない？俺に一言も無しに、ありえなくない？俺の事見捨てるの？ありえなくない？ 」
「 瑠唯さん助けてーーー 」
なんて言いながら健太に見えないようにウインクをかますウチのお嬢様
「 最近健太さん意地悪いから仕返しします 」
なんて宣言して早5分、なかなか良い出来
健太「ヨナミネAになんかイッテヤレ 」
瑠唯 「 結構イケメンだったよ？ 」
健太「 ミタノ？！ 」
焦ってカタコト
「 今いい感じなんですから邪魔しないでくださーい 」
健太「 そんなにそいつがいいの？！」
「 そいつがいいですね〜 」
健太「 好きなとこ言ってみなさい！！ 」
「 えっと〜、」
「 アホそうで芯があって 」
「 鈍感そうで敏感で」
「 友達想いで 」
「 家族を大事にしてて 」
「 みんなから愛されてる人です 」
「 そして顔がタイプ♡ 」
健太「 ぎ、餃子作るの上手？！ 」
「 とっても 」
健太「 どうしよう瑠唯、健太勝てるところが見当たらない 」
瑠唯「 とりあえず顔みてから判断したら？ 」
「 見ます？ 」
健太「 怖いけど見る 」
ホラー写真でも見るように恐る恐るAの画面を覗く健太
みるみる赤くなる顔
画面に移るのは隠し撮りした健太の寝顔
健太「 やられた… 」
「 瑠唯さんわたし何点？！ 」
瑠唯「 100点 」
「 やった！！ 」
健太「 え？てことはAは俺が？ 」
「 全部ネタなので心配ご無用です 」
ネタでもそんな可愛い仕返しがくるなら
瑠唯「 俺もAに意地悪しようかな 」
山彰「 おっ、仲間じゃん仲良くやろうぜ 」
健太「 けんたうれしい 」
小悪魔Aちゃんに惑わされるハイサイ組のお話
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 195人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ベティー | 作成日時：2020年5月4日 16時
