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筋肉 ページ3

陸 side






僕達のお姫様はといいますと






「 りくさん 抱きしめてもらってもいいですか 」





あら、なんと大胆






北人「 A?俺じゃなくて? 」




陸 「 ちょっと北ちゃん ! 」





「 いいえ、りくさんです 」

「 北人くん早くレコーディング行ってください 」






あの北ちゃんを追い払ってる







健太 「 A、ほら!おいで! 」




「 健太さんにはゆってませーーーん 」




健太 「 もうボイトレ付き合ってあげないしアイスもお菓子も買ってあげないよ 」




「 健太さん今までボイトレ付き合ってくれたことありましたっけ 」

「 後の文に関してはそれとこれとは話が別です 」




健太 「 なに!今日A可愛くない! 」





「 うるさいです りくさん 早くお願いします 」






そう言って僕を見上げるお姫様







樹 「 A、翔平がしてくれるって 」





「 いっちゃんまでうるさい 」


「 りくさんに頼んでるの 」






なんとまあ 、可愛い






陸 「 うん、全然してあげるけどね ? 」

「 どうしたの今日は 陸さんの日なの? 」





「 それより胸板と背中の厚みを確認したくて 」






ん?







健太 「 いやんAヘンターーイ 」





「 違いますよ!すこし鍛えようと思って 」







なんだって?







樹 「 反対 」




「 なんで! 」




健太 「 いやだ健太ムキムキのAなんて見たくない!!! 」




「 私だってムキムキになりたいですもん 」





陸 「 Aちゃん、何か言われたの? 」





「 昂秀が最近ぷにぷにしてきたよねって 」

「 北人くんもそれに便乗していじってきました 」

「 悔しいのでムキムキになります 」






だからさっき北ちゃんに当たり強かったのね






樹 「 なんだ、そんなこと 」



健太 「 Aはそのぷにぷに具合が可愛いよ 」





「 ぜんっぜん嬉しくないです 」

「 いっちゃん、乙女の心は繊細なの 」




期待とは違ったけど
なんともAらしい





陸 「 無理にしなくても少しずつAのペースでやっていけばいいよ 」

「 十分引き締まってるし今の方が女性らしくて俺はいいと思うけどな 」





「 りくさん、好きです 」





陸 「 ありがとう 笑 」






もうルンルンだ







陸 「 あ、Aちょっと、 」





「 え?あ、 」









しっかりハグはした









健太 「 ずるい!健太も! 」









うちのお姫様は今日も可愛い

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作者名:ベティー | 作成日時:2020年5月4日 16時

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