- ページ13
.
「なに笑ってるの、」
照「ごめん、ごめん。
あとコイツ、空手できます。」
『えっ？You、ホント！？やって見せてよ。』
「.....ひー、」
照「いいじゃん、見せつけてやれよ」
ああ、もう。
どいつもこいつも私を見世物みたいに。
でも、確かに考えてみれば
私の特技は紛れもなく「空手」なわけで。
ついこの間終えた世界大会で優勝をした形の演武をすることにした。
「ふぅ、、、、」
一度目を閉じて、呼吸と心を落ち着ける。
今はムカついている場合じゃない。
精神を落ち着けて、邪念を払い
ただただ自分の呼吸だけに集中をするんだ。
――バッッ
――ババッッ
―――バッ
私が形を切る音だけが鳴り響く空間。
「、、。
ありがとうございました。」
演舞を終えたが、何も反応がない。
あれ、、？
もしかして真面目にやり過ぎて引かれちゃったかな？
「あの...」
ーー、ぱち、ぱち、ぱち、
「「「「 わぁぁー！！！ 」」」」
『っ、ちょっと！You！すごいよ！！
なに？試合とか出たことあるの！？』
「ぇっと、、
この間、世界大会優勝しました、」
『へ！？
You、世界獲ってるの！？』
なんか、おじいちゃんが興奮しながら色々聞いてくれるけど、引かれてしまったと思ってた私にはまさかの反応でついていくのに時間がかかってしまう。
とりあえず、そのおじいちゃんが言うには明日も練習にきて明後日の舞台の本番に立つことになってるらしいんだけど、、
照「今日からジャニーズだって。」
「私が？」
なんだかよく分からないけど、、
照「また一緒に踊れるな」
その一言でどうでも良くなった。そうだ。また照と踊れる。それならなんでもいいか。
？「ぁ、のさ、！」
また誰かに話しかけられ振り向くと、そこには舌打ちバク転野郎が。
「...なに？」
？「そ、の、、いろいろ、凄かった。」
さっきまでの威勢はどこへやら。
素直に感想を伝えにきてくれたのか。
？「何か分かんないことあったら何でも聞いて。
先輩だから。おれ。」
「べつに、聞くことないと思う。」
？「はあ！？おまえ生意気だぞ、！」
「...ひー、この人うるさい」
照「あっは！翔太うるさいって」
翔「おれ先輩だぞ！」
「うるさいな、わかったってば」
舌打ちバク転野郎が��翔太��という名前だと分かり、次の日以降も何だかんだ私に突っかかってくるようになった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1148人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
＊yuki＊(プロフ) - あたりんさん» コメントありがとうございます＊お付き合いのほどよろしくお願いします✨ (3月4日 16時) (
レス) id: 9dcb573911 (このIDを非表示/違反報告)
あたりん(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (3月3日 15時) (レス) @page22 id: 8619ea3777 (このIDを非表示/違反報告)
＊yuki＊(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます＊お互い気をつけましょうね☺️ (3月3日 0時) (レス) id: 9dcb573911 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - Snow Manとジャニーズ全グループ大好きですコロナとか温度差で体調に気をつけましょう (3月2日 18時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：＊yuki＊
| 作成日時：2024年3月1日 21時
