三日目 ページ5
A side
お昼頃、私はもう日課になっている賢志郎さんとの会話を繰り広げる。
『賢志郎さん、モテそうですよね。てかモテますよね？』
ベットの柵から身を乗り出して聞いた。
川西「そんな事ないよ。今まで付き合うた子も右手の指で数えるぐらいしかおらんし」
賢志郎さんは、栄養バランスだけを考えられたようなご飯を食べながら答えてくれる。
ちなみに私は、さっき松本看護師に持ってきてもらった瞬間、ばくばく食べた。
賢志郎さんは「元気やな〜」って笑ってたけど、
今思えば凄い恥ずかしい事してた。
川西「そういうAちゃんは好きな子とかおらんの？」
『え？…いや、それは……』
まさか聞かれるとは思ってなかった事を
聞かれたからビックリした。
川西「へへ、図星やな〜？」笑
そう言って笑う賢志郎さんにドキッとした。
『別に、ええやないですか。高校生なんやし。』
ベットに横になって答えた。
好きな人に好きな人おるやろって言われたせいで
口調がぶっきらぼうになってしまった。
川西「恋するのはええ事やで〜？恋したら女の子は可愛くなるからな」
すると、フェロモンがどうたらこうたらとか言って
賢志郎さんは恋について語り始めた。
なんか、性格が水田さんに似てきてる気がするなぁ
そう思ったら笑えてきた。
どんだけコンビ仲がいいんだ 笑
私がクスクス笑ってる事に気付いた賢志郎さんは
川西「何笑てんのぉ〜」笑
って、笑いながらツッコんだ。
『いいえ、何にもないです笑
にしても……今日外暖かいですよね？気分転換にお散歩しに行きません？』
今日はぽかぽかしてて、丁度お散歩日和だなって
思ってた所。
川西「おお、ええやん。手空いてる看護師さんに
押してもらって車椅子で行く？」
『はい！楽しそうですね、行きましょ！』
そうして、二人(正確には看護師さん含め四人)で
楽しくお庭を散歩しました。
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志群(プロフ) - ミサキさん» コメントありがとうございます。！そう言っていただけると嬉しいです。！沢山更新できるように頑張りますので、よろしくお願いします…。 (2020年6月2日 22時) (
レス) id: 3215cb5037 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ - 続き早くみたいです！！ (2020年5月24日 10時) (レス) id: 1fece32f94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：志群 | 作成日時：2020年5月15日 10時
