１３９救助訓れ ページ39
「(U)ウソの」
「(S)災害や」
「(J)事故ルーム!!」
(USJだった!!)
でも、かなりムリヤリな気がしないでもない……。
皆がUSJを前にして興奮している中、13号と相澤さんが何かヒソヒソと話していた。かなり深刻な表情である。
(そういえば……)
相澤さんが授業の始めに、特例のような物言いでオールマイトとあの二人、三人体制で授業を見ると言っていた。
だがしかしこの場にオールマイトがいない。
(そのことを話しているのかな……？)
だとしたら13号が指で示した「三」はどういう意味なのだろう。
トン、
「ひっ、なに!?……ですか」
悶々とする中突然の軽い肩の衝撃に驚いて振り返ると、いつもの無表情をキープした焦凍くんだった。
「そのよく分からない敬語はなんなんだ……さっきから浮かない顔だが、どうかしたのか？」
「焦凍くん……」
か、顔に出ていた……だと……？
「いやずっと下向いてるから。13号が今話してるし、聞いとこうぜ」
「あ、はい、ありがと……」
焦凍くんから13号へ視線を向けるが、話が全く入ってこない。出久んのあのムチャクチャな個性といい、戦闘訓練時の私への特別扱いといい。
……いくつかのピースが足りない状態で詮索すれば思考の迷路に入ってしまうのは必至だが、本能で、「今考えなければならない」と思ったのだ。
「以上、ご清聴ありがとうございました」
「ステキー！」
「ブラボー!! ブラーボー!!」
しかし、鍵となる物は三つだと思い至った。
一つ目はオールマイトのこと。
二つ目はまだ明らかになっていない“個性の存在”。
そして三つ目――
突如。
ズズ……
何もないはずの空間が歪み、
「……？」
ズ……ズズ…………
「最悪じゃん」
現れたのは、禍々しい姿。
「一かたまりになって動くな!!」
「13号!! 生徒を守れ」
まるでゾンビのように、次々と。
「どこだよ……平和の象徴……いないなんて……」
「子供を殺せば来るのかなァ???」
「――三つ目、コレだ」
――敵。
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爆豪緑茶＠僕アカ(プロフ) - ハクさん» コメントありがとうございます(^^♪まぁ、なんか、ありふれた感が凄いですけどそう言っていただけると嬉しいです！ (2014年12月17日 18時) (
レス) id: a57d88f4d5 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - 夢主ちゃんの感がスゴい!!応援してます!!更新がんばってください (2014年12月17日 18時) (レス) id: e1ea1acc2e (このIDを非表示/違反報告)
爆豪緑茶＠僕アカ(プロフ) - 狗豆さん» コメントありがとうございます！もうこれ本誌見ながら泣いてしまいましたわ…。主はさっさと退散したのでかっちゃんの勇姿を見れずじまい＼(^o^)／いやあ恐縮でございます！ (2014年12月16日 21時) (レス) id: a57d88f4d5 (このIDを非表示/違反報告)
狗豆(プロフ) - おああああああああああああああああああ相澤さああぁぁぁぁぁぁああああああん!!!!ちょっと待て夢主かっちゃんが嫉妬するから相澤さんばっかり庇うの止めなさいww!!コラwwいやぁ相変わらず素晴らしい文才で魅了されますなぁへっへへ( (2014年12月16日 19時) (レス) id: a174693864 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - それなら大丈夫b相澤さん！いいよね！ (2014年12月16日 19時) (レス) id: 51504552ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：爆豪緑茶@僕アカ(ChocoLa♪MHA) x他1人 | 作者ホームページ：http://ulog.u.nosv.org/mylist
作成日時：2014年11月24日 22時
