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そんなグクに私が伝えたいことは、ただ一つ。
「グク、夢叶ってよかったね」
JK「…ああ、ありがとう」
「なんか親目線で見ちゃってさ、泣けたよ。私、これからもさファンとして応援してるから。
だから、幸せになってよね？…幸せにならなきゃダメだからね」
グクには幸せになってもらいたい。
これからも笑っていてほしい。
それだけ言って帰ろうと席を立てば、グクが私の腕を掴んでそのまま私を思いっきり彼の方へと引き寄せた。
「ちょっ、と、なに」
JK「…行くなよ。久しぶりに会えたのに」
「……っ」
勢いよく引かれた身体は、グクの胸元に収まる形になって、グクがどんな顔してこんなこと言ってるのかは分からないけど。
でも、この状況はあまりに辛すぎるよ。
「……離してよ」
JK「やだ。なぁ、なんで今泣きそうな顔してんの？あいつと結婚しなかったことなんで言わなかったの？俺はまだ聞きたいことが沢山ある。」
「それは…」
JK「それに俺言ったじゃん。捨てられたらおまえのこと拾うって。忘れたの？」
もちろん覚えてるよ。
でも、そんなの…
「……いい。自分で探すから」
JK「おまえみたいなわがままなやつ、拾ってくれる人いると思う？」
「どこかにいるかもじゃん。物好きな人」
JK「どこかってどこだよ」
「そんなの私にも分かんないけど、世界は広いんだから」
これ以上、大好きだったグクの香りに包まれていたらだめだって頭では分かってるのに
気持ちは追いつけなくて、まだ離れたくないって心が叫んでる。
JK「あーもう、いい加減素直になれって。ここにいるだろ、物好きなやつ」
「……。」
JK「A…戻ってこいよ」
そう言われた瞬間、信じられなくて私よりもずっと背の高いグクを思わず見上げてしまった。
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uz(プロフ) - たるぎさん» 凄く嬉しいお言葉！ありがとうございます(^^) (2021年6月28日 9時) (
レス) id: df90284621 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎ - 話の展開とか、とても好きです！これからも頑張ってください(^o^) (2021年6月27日 13時) (レス) id: 926ed2bace (このIDを非表示/違反報告)
uz(プロフ) - ミミさん» - [x] ミミ様〜いつもコメントありがとうございました^_^ 温かいお言葉に励まされて、なんとか完結できました。最後まで読んでくださって本当にありがとうございました！！ (2021年6月7日 9時) (レス) id: df90284621 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - いま最後まで読みました。素敵なエンドを迎えられて良かったなぁって思います。uz様執筆お疲れ様でした。 (2021年6月7日 6時) (レス) id: 877c5b508b (このIDを非表示/違反報告)
uz(プロフ) - ひとみさん» ですよねw当たり前確認できてホッとしております(^^)v (2021年5月25日 16時) (レス) id: df90284621 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：uz
| 作成日時：2021年5月3日 0時
