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-ANGE side-
JN「ねえシアン、ここの振り何だっけ？」
SA「あーそこはちゃんと肩入れて、こんな感じ」
意外と普通。
シアンオンニがジンオッパと話す度にときめいていると思ったら、それは違う。
シアンオンニも真面目なので、やる時はちゃんとやる。
かと言って気持ちは捨て切れないらしい。
JK「シアンヌナってあんなにジニヒョン大好きオーラ全開なのに何でヒョンは気づかないんだろう」
AG「オッパも結構鈍感だよね〜」
JK「何だこれもどかしいー」
ジョングクと2人でシアンオンニの恋路を見守るのも習慣になっていた。
SA「あっ」
JN「うお、大丈夫？」
SA「う、うん…」
シアンオンニが躓いたのを咄嗟に支えるジンオッパ。
思わずジョングクと顔を見合わせる。
JK「フーーーーー！！！！！」
小声で歓声を上げるジョングク。
AG「ねえ、オッパってオンニのこと本当に妹だと思ってるのかな」
JK「にしてはスマートすぎるね」
AG「ジョングクは私にあんなこと出来る？」
JK「俺があんなことしたら惚れちゃうんじゃない？」
AG「その顔ムカつくから本当にやめて」
ケラケラと笑うジョングクを睨む。
私達の間に恋愛感情というものが全く存在しないからこそ出来る会話である。
SG「何だよ2人して見守って」
AG「あ、ユンギオッパってジンオッパと同室だよね」
JK「恋バナとかしないんですか？」
SG「野郎が2人で恋バナしてたら気持ち悪いだろ」
そう言うユンギオッパの口角が、心なしか少し上がっているように見えた。
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作者名：も | 作成日時：2024年1月22日 23時
