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-ANGE side-
それから1週間、ホソクオッパにみっちりとしごかれて、確実に私はダンスが上達していた。
自分で言うのは気が引けるが、何だかんだ言ってセンスがあったらしく、ホソクオッパにも褒められた。
「あの子いつの間にあんなにダンス出来るようになったの?」
そんな声が聞こえて来て、頬が緩んだ。
そして1週間の基礎レッスン+ホソクオッパの特別授業を終えた私はついに、デビュー組のレッスンに参加することになった。
SA「A〜!会いたかった〜!あんたは相変わらず可愛いね〜!」
AG「オンニ、離れて下さい」
SA「やー、マンネがちょっと見ない間に冷たくなったんだけど?」
SG「何言ってんだよ、今朝も会っただろ」
RM「初めて年下が来たから嬉しいんですよ」
SA「最近はホソクがこの子のこと独り占めしてたから寂しかったのー」
JH「やーAは飲み込みが早いから教え甲斐があったよ。ナムジュンとユンギヒョンより上手だよ」
SG「それは聞き捨てならねえな」
SA「すごいじゃんA〜!」
私は1番年下ということもあって、メンバー達からの甘やかされ具合もすごかった。
特にシアンオンニは、初めての年下で、しかも女が来たのが嬉しかったらしく、私をすごく可愛がってくれる。
ダンスはホソクオッパが教えてくれたけれど、韓国語はシアンオンニが宿舎でほとんど付きっきりで教えてくれた。
そのお陰で大分韓国語を聞き取れるようになったし、話せるようになった。
「おーいもう始めるぞー」
ダンスの先生の声で、メンバー達がばらけ始め、レッスンが始まった。
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も(プロフ) - 素敵なお言葉ありがとうございます😭 (1月13日 7時) (レス) id: 01a8b52627 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - 思わず、泣いてしまいました。更新、待ってます。 (1月13日 5時) (レス) id: f2426a3f71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:も | 作成日時:2024年1月6日 19時