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-SIAN side-
Aが日本に帰ってから、3日が経った。
TH「俺の癒しが…オアシス…」
JM「なんかちょっと気持ち悪いよお前」
TH「ジミンは寂しくないの?Aがいなくて」
JM「寂しいけどさ…毎日Aの寝顔の隠し撮り見ながらそんなこと呟いてたら気持ち悪いでしょ」
TH「ぐすん」
JM「え、泣いてるの?Aが帰って来たらチクっちゃおーっと」
とまあ、テヒョンの精神状態が心配である。
かく言う私は、Aから毎日送られて来るAの弟の写真で何とか生きながらえている。
私は"Aの"写真をお願いしたはずだったが、Aは一度も自分の写真を送って来ない代わりに、弟の写真を送って来ていた。
全部後ろ姿とか横顔とかで、所謂彼女目線みたいになっていたけれど、本当にAにそっくりで血の繋がりを感じた。
Aにはお兄さんもいるはずなのでその写真もお願いしたが、彼はただの大学デビューだからと言って送ってくれなかった。
なんとなく彼女の兄弟関係が見えた気がした。
JK「…あれ、ヌナ?」
SG「ちょ、お前またかよ、俺だよ!Aはまだ帰って来てないから!」
JK「え、ヌナまだ帰って来てないの?」
SG「何言ってんだよお前」
そしてジョングクが寝ぼけてユンギオッパをAと勘違いして抱きつくというのをここ3日間毎日目にしていた。
このグループ、大丈夫なのだろうか。
JN「皆んな荒れてるね〜数日間Aがいないだけで」
SA「いやオッパだってAの好きなお菓子ばっかり両手に抱えて何言ってるの」
JN「あれ?本当だ」
とぼけるジンオッパに苦笑する。
ついに明日Aが帰って来るのを心待ちにして、Aの食べたがっていたお菓子を全てリストアップして彼女のベッドに大量に並べている私も大概なのだけれど。
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も(プロフ) - 素敵なお言葉ありがとうございます😭 (1月13日 7時) (レス) id: 01a8b52627 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - 思わず、泣いてしまいました。更新、待ってます。 (1月13日 5時) (レス) id: f2426a3f71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:も | 作成日時:2024年1月6日 19時