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-ANGE side-
『Aちゃん、久しぶりだね』
『あ…久し、ぶり…』
『ふふ、どうしてそんなに緊張してるの？』
『どうしてここに…』
『Aちゃんに会いに来たんだよ』
AG「…は、」
また、夢を見た。
前回とはシチュエーションが違ったけれど、あの時と同じ夢。
時計を見ると、朝の6時を指していた。
反対の壁際にあるシアンオンニのベッドは空で、先に起きていることを悟る。
一度この夢を見てしまったら、数日間はこのことばかりを考えてしまう。
明日は試験なのに。
すっかり目が冴えてしまったので、リビングへ向かう。
SA「あ、A、おはよう」
AG「おはよう…それ何？」
SA「あー、出る前に渡そうと思ってたんだけど…ちょっとしたお菓子ね。Aが向こうで食べれるように」
AG「わ、ありがとう」
SA「あ、その手紙は向こうで読んで！恥ずかしいから！」
そう言って、手紙とお菓子を手渡される。
SA「今日何時にここ出るんだっけ？」
AG「10時にはマネオンニが迎えに来てくれると思う」
SA「そっかー寂しいな、Aと数日間離れ離れになるの。毎日連絡してよ？」
そう言いながら抱きついてくるオンニを抱き締め返す。
SA「…また夢見たの？」
AG「…え、なんで…」
SA「汗かいてるよ、シャワー浴びて来な」
AG「…オンニ」
SA「ん？」
AG「…オンニは、いなくなったりしないよね？」
SA「どうしたの？私はずっとここにいるでしょ？」
AG「うん…そうだよね」
オンニを抱き締める力を強くする。
SA「…A、試験頑張ってね」
AG「…うん」
SA「帰って来たらAの好きな物何でも買ってあげる」
AG「やった」
そう言って少し笑うと、オンニも安心したように笑った。
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も(プロフ) - 素敵なお言葉ありがとうございます😭 (1月13日 7時) (
レス) id: 01a8b52627 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - 思わず、泣いてしまいました。更新、待ってます。 (1月13日 5時) (レス) id: f2426a3f71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：も | 作成日時：2024年1月6日 19時
