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-ANGE side-
メンバーの人と顔合わせした後、すぐに宿舎に連れて行かれた。
玄関に散乱する靴を見て絶句した後、リビングに落ちている無数の下着や靴下を見て、日本に帰りたくなった。
SA「あー…ごめんね、この人達すぐ散らかしちゃうから」
SG「まずはこの環境に慣れてもらうことからだな」
JH「何言ってるんですか、ちゃんと片付けて下さい」
RM「そうですよヒョン」
SA「あんたは人のこと言えないでしょ」
せっかく韓国語を勉強して来たのに、いざネイティブの韓国語を聞いてみると、全然聞き取れない。
自分がこの中で上手くやっていけるのか不安になる。
ただでさえ人見知りなのに、韓国語も分からなければ、この中で自分だけ歳が離れているようなのだ。
その日はもう夜遅かったので、寝ることになった。
驚いたのは、男女関係なく寝室が同じだということ。
ただの練習生なのだから当たり前だと言われればそうかもしれないけど。
空いていた2段ベッドの下段を使わせてもらうことになった私は、布団の中に潜り込むと、バレないように息を殺して、少し泣いた。
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も(プロフ) - 素敵なお言葉ありがとうございます😭 (1月13日 7時) (レス) id: 01a8b52627 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - 思わず、泣いてしまいました。更新、待ってます。 (1月13日 5時) (レス) id: f2426a3f71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:も | 作成日時:2024年1月6日 19時