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-SIAN side-


日本デビューをすることになった私達は、それに向けて日本語を勉強し始めた。

宿舎では度々、メンバーの中で唯一の日本人であるAによる日本語教室が開催されているのだけれど。


JM「あいしてる」

AG「合ってるけど…」

JM「何?」

AG「愛してるって、すごい重い気がする」

若干Aの主観が強い。


TH「おはつにおめにかかります」

AG「そんなの外国人が使うタイミング無いよ」

TH「外国人とか関係あるの?」

AG「んー、まああるんじゃない?」

TH「そっかー」

そして適当すぎるのだ。


SA「そう言えばAが来たばっかりの時、私が日本語で挨拶したらA泣いてたよね」

JH「うっわ懐かしい!」

SG「あの頃のAの韓国語可愛かったよなー」

RM「正直今も発音可愛いですよ」

AG「その話やめて」

昔話をするとプリプリと怒るAが可愛くて仕方ないラップラインの顔が溶けそうである。


SA「Aの家族は今度の日本のライブ来てくれるの?」

AG「分かんないけど…来るんじゃないかな」

SA「連絡とか取ってないの?」

AG「日本人はあんまり家族と連絡を取る習慣とか無いんだよ」

SA「え、本当に?」

JN「また適当なこと言ってるでしょ」

RM「確かにあんまりAが家族と連絡取ってる所見かけないけど、寂しくなったりしないのか?」

AG「んー…まあそりゃ寂しいけど…今は弟が高校受験で忙しいみたいだし、あんまり邪魔出来ないなって」

SA「高校受験ねえ…そう言えばAは高校行ってないよね?資格とか取らないの?」

AG「勉強好きじゃないから」

JK「俺も一緒!」


そう言ってハイファイブを交わすマンネ達に、7人の兄と姉が一斉に溜息をついた。


.

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(プロフ) - 素敵なお言葉ありがとうございます😭 (1月13日 7時) (レス) id: 01a8b52627 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - 思わず、泣いてしまいました。更新、待ってます。 (1月13日 5時) (レス) id: f2426a3f71 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2024年1月6日 19時

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