Behind The Scenes【BTS】 (ページ38)

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-ANGE side-

JK「ヌナ…！格好良い…！」

AG「良いから離れて…」

目を若干潤ませながら抱きついてくるジョングクをベリっと剥がす。

サンナムジャの撮影。

「男の中の男」というコンセプトなので、私とシアンオンニは男装をさせられることになった。

男装と言ってもガチの方ではなく、元々ボブのオンニはそのまま、ロングヘアの私は男の人がするようなハーフアップ。

先に準備が終わった私は、早速メンバーに絡まれていた。

TH「うわ、A？Aなの？」

AG「Aですけど」

TH「俺の可愛いAが…男に…」

AG「テヒョンイヒョン」

TH「A、やめて」

本気で嫌がっているテヒョンオッパに笑う。

SA「お待たせしました」

遅れてやって来たシアンオンニに目を向ける。

そこにいた彼女を捕らえた瞬間、言葉を失った。

AG「オンニ…！！」

私よりも背の高いオンニは、誰がどう見てもサンナムジャだった。

AG「オンニ、格好良い！」

そう言って飛びつくと、オンニは私を受け止めて頭を優しく撫でてくる。

イケメンか。

JK「あ！Aヌナ、さっき俺が抱きついた時は嫌がってたのに！」

AG「あんたとオンニは違うもん」

JK「酷い…」

落ち込むジョングクをジミンオッパが慰めていて、なんだか申し訳なくなった。

JN「お、シアンとAイケメンじゃん」

SA「オッパも…格好良いよ」

JN「何て言ったってワールドワイドハンサムだからね」

ジンオッパに向ける顔が甘すぎるオンニに、溜息が出そうになる。

オンニ、自分で気づいてるのかな。

ジンオッパと話している時のオンニは、誰よりも可愛いって。

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