検索窓
今日:44 hit、昨日:22 hit、合計:48,858 hit

29. ページ29

-SIAN side-


ジョングクがAを探しに行ったきり、戻って来ない。


ジョングクからメールでマネージャーにAが見つかったと連絡が届いたのが20分前。

流石の遅さにメンバー達も心配し始め、自分達も探しに行こうと腰を上げたその時。


JK「すみません、遅くなりました」

ジョングクが戻って来た。


RM「おい、こんなに遅くなって何してたんだ…A?」

ナムジュンが、ジョングクの後ろに俯いて立っているAを見て言葉を途切れさせた。


TH「…A?どうしたの?」

Aと仲の良いテヒョンがAを抱きしめながら尋ねるが、Aは何も答えなかった。


RM「…取り敢えず、早くここを出なきゃいけない。Aは着替えて来い」

そう言われたAは、何も言わずに自分の服を持って更衣室に向かった。


SG「…ジョングク、何があった?」

JK「俺も分からないんです。見つけた時にはもう泣いてて、理由聞いても答えてくれなくて」


メンバー全員が黙り込んだ時、隣にいたホソクが耳打ちして来た。

JH「…ステージの時、客席に日本人を差別するようなボードがあったんだ。もしかしたらA、それ見たのかも」

驚いてホソクの顔を見ると、困ったように眉を下げた。


まだ18歳の少女が背負うにはあまりにも重すぎる内容に、言葉を失った。


.

30.→←28.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (65 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
256人がお気に入り
設定タグ:BTS , ヨジャ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 素敵なお言葉ありがとうございます😭 (1月13日 7時) (レス) id: 01a8b52627 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - 思わず、泣いてしまいました。更新、待ってます。 (1月13日 5時) (レス) id: f2426a3f71 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2024年1月6日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。