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-ANGE side-
今日はついに、テヒョンオッパと私の初公開日。
テヒョンオッパは、Twitterの投稿画面を開いたまま固まっている。
AG「ちょっとオッパ、早くしてよ」
TH「いやごめんちょっと待って、心の準備が」
そう言って自分の胸を押さえて深呼吸をするオッパにもどかしくなって、勝手に投稿ボタンを押した。
TH「あ!!ちょっと!!」
AG「オッパが全然投稿しないのが悪いんです〜」
最初の投稿は自分でしたかった…とぶつぶつ言っているオッパは放っておく。
世間の反応は様々だった。
顔面国宝が2人も増えたとか、パフォーマンスが楽しみだとかいうポジティブなコメントもあれば、何故このタイミングで追加メンバーなのかとか、女は2人もいらないとかいうネガティブなコメントも沢山あった。
女である上に日本人ということで私に対する批判は凄くて、コメントを見る度に一喜一憂している自分は意外と繊細なタイプなのだと気づいた。
RM「A、全部のコメントを真剣に受け取りすぎるな」
SA「今はデビューのステージのことだけ考えて。それを成功させればアンチも黙るよ」
オッパやオンニ達に慰めて貰う度に、自分が不甲斐なく感じられた。
私より少ないにしてもシアンオンニにだって批判の声は多く上がっているのに、私の心配をしてくれている所に私とオンニの違いを見せつけられているようだった。
AG「こんなんでやって行けるのかな…」
会社のトイレで誰にも見られずに泣いた。
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も(プロフ) - 素敵なお言葉ありがとうございます😭 (1月13日 7時) (レス) id: 01a8b52627 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - 思わず、泣いてしまいました。更新、待ってます。 (1月13日 5時) (レス) id: f2426a3f71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:も | 作成日時:2024年1月6日 19時