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24. ページ24

-SIAN side-


ジミンが加入すると、着々とデビューへの準備が進んで行った。

そこでようやく浮き彫りになるのが、非公開組の心労問題。


公式のSNSが開設されて、メンバーが続々と投稿する中、Aとテヒョンは写真に写らないように部屋の隅に縮こまっていたり、別室に行ったりすることが多かった。

メンバーとしては何か声を掛けてあげたいところだが、2人の立場にならないと分からないこともあるもので、変に行動を起こすことも出来なかった。


そんなある日。


JM「…ねえ、テヒョンとAってさ」

TH「ん?」

JM「…付き合ってるの?」

AG「はあ?」

SA「ぶっ」


テヒョンは飲んでいたコーラを吹き出しそうになって寸前の所で止めたせいで咳き込んでいるし、側から見ていた私はジミンの予想外の質問に思わず吹き出してしまった。

そんな私達を気にもせず、Aは驚いたようにジミンを見つめている。


確かにジミンの言いたいことは分かる。

テヒョンとAは、良くも悪くも仲が良すぎるのだ。


ことあるごとにハグをしたり、普通に飲み物を共有したり。

しかも最近は、非公開組の中での絆というものがあるのだろうが、2人で行動を共にしていることが多かった。


前から見て来た私達なら、この2人が付き合っているというのは絶対にありえないことだと分かっているが、最近加入したジミンにとっては不思議で仕方がないのだろう。


TH「何言ってんのジミン。Aはメンバー、妹!」

AG「テヒョンオッパと付き合ったら大変そうだね」

TH「やーA!聞き捨てならないぞ!」


そう言ってソファーに座っているAに覆い被さったテヒョンを見たジミンは、「あ、そう…」と呆れたような目で見ていた。


.

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(プロフ) - 素敵なお言葉ありがとうございます😭 (1月13日 7時) (レス) id: 01a8b52627 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - 思わず、泣いてしまいました。更新、待ってます。 (1月13日 5時) (レス) id: f2426a3f71 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2024年1月6日 19時

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