検索窓
今日:74 hit、昨日:22 hit、合計:48,888 hit

14. ページ14

-SIAN side-


AG「…」

JK「…」


沈黙。

2人を無理矢理対面させたからと言って、特に変化は見られなかった。

むしろ、Aがジョングクのことを睨んで、それに怯えたジョングクが縮こまっていて、状況は悪化しているようにも見える。


SA「…これは、どうしよう」

RM「知らないよ、お前が勝手にやり始めたんだろ」

SA「何よ、それは良いってさっき言ってたじゃん!」

小声でナムジュンと話していると、突然ジョングクが口を開いた。


JK「…Aさんは、僕のこと、嫌いですか?」

AG「え…」

JK「他のヒョン達とは普通に話してるのに、僕とは話もしませんよね?」


…それはお前もだよ!!

と言いたい気持ちをぐっと抑え、事の経過を見守る。


JK「僕、何かしましたか…?」

AG「いや、違くて…ただ…」

RM「A、ちゃんと言わないと分からないよ」


ナムジュンの言葉に、俯いたAが、そのままぽつりぽつりと話し始めた。


AG「…今まではオンニやオッパ達に沢山甘やかしてもらってたけど…ジョングクが来てから、マンネが私じゃなくなって…」

SA「…A?」

AG「…それにジョングクは、入って来たばっかりなのに歌もダンスも上手で…負けた気持ちになったの」

SA「A、もしかして…」

RM「嫉妬してたのか?」

小さくこくりと頷くAに、思いっきり抱きついた。


SA「A、可愛い!!可愛すぎるよ!!」

AG「オ、オンニ」

SA「あんたそんなことでジョングクのこと避けてたの?もっと早く言ってくれれば良かったのに!!」


Aは、恥ずかしそうに俯いたままだった。


.

15.→←13.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (65 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
256人がお気に入り
設定タグ:BTS , ヨジャ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 素敵なお言葉ありがとうございます😭 (1月13日 7時) (レス) id: 01a8b52627 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - 思わず、泣いてしまいました。更新、待ってます。 (1月13日 5時) (レス) id: f2426a3f71 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2024年1月6日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。