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-SIAN side-
AG「…」
JK「…」
沈黙。
2人を無理矢理対面させたからと言って、特に変化は見られなかった。
むしろ、Aがジョングクのことを睨んで、それに怯えたジョングクが縮こまっていて、状況は悪化しているようにも見える。
SA「…これは、どうしよう」
RM「知らないよ、お前が勝手にやり始めたんだろ」
SA「何よ、それは良いってさっき言ってたじゃん!」
小声でナムジュンと話していると、突然ジョングクが口を開いた。
JK「…Aさんは、僕のこと、嫌いですか?」
AG「え…」
JK「他のヒョン達とは普通に話してるのに、僕とは話もしませんよね?」
…それはお前もだよ!!
と言いたい気持ちをぐっと抑え、事の経過を見守る。
JK「僕、何かしましたか…?」
AG「いや、違くて…ただ…」
RM「A、ちゃんと言わないと分からないよ」
ナムジュンの言葉に、俯いたAが、そのままぽつりぽつりと話し始めた。
AG「…今まではオンニやオッパ達に沢山甘やかしてもらってたけど…ジョングクが来てから、マンネが私じゃなくなって…」
SA「…A?」
AG「…それにジョングクは、入って来たばっかりなのに歌もダンスも上手で…負けた気持ちになったの」
SA「A、もしかして…」
RM「嫉妬してたのか?」
小さくこくりと頷くAに、思いっきり抱きついた。
SA「A、可愛い!!可愛すぎるよ!!」
AG「オ、オンニ」
SA「あんたそんなことでジョングクのこと避けてたの?もっと早く言ってくれれば良かったのに!!」
Aは、恥ずかしそうに俯いたままだった。
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も(プロフ) - 素敵なお言葉ありがとうございます😭 (1月13日 7時) (レス) id: 01a8b52627 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - 思わず、泣いてしまいました。更新、待ってます。 (1月13日 5時) (レス) id: f2426a3f71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:も | 作成日時:2024年1月6日 19時