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「藍沢と横峰だいじょうぶっすかね〜。あんな状態でヘリ乗って」
あのあとクルーズ船の事故でドクターヘリ要請がかかり、藍沢と横峰は出動していった。
Aは救命室で準備をしていると、藤川が話しかけてきたが、Aはそっけなく返す。
「知らない」
「てか、横峰がICUで泣いたってまじっすか?やっぱり藍沢のせいっすか?
まったく藍沢もしょうがない奴っすよね〜。前から俺は言ってるんで」
「藤川」
Aが藤川の話を遮る。その声は血も凍るような冷たい声で、藤川はびびる。
「は、はい?」
「うるさい。とっとと準備して」
「す、すみません。」
藤川を睨みつける様にしてAが言うと、その恐ろしい顔に藤川は一瞬固まってしまった。
そしてすぐさま緋山の方へとそそくさ逃げていった。
「こっわ!どうしたんだよ、A先生?」
「わかんない。恐すぎて近づけないんだけど」
「やっぱお偉方のおじさん達?」
「違うんじゃない?さっき白石が、A先生が藍沢のこと追いかけていって、戻ってきたらあんな状態だったって言ってたから」
「また藍沢か〜」
「まったくフェロー達泣かすぐらいならいいけど、A先生怒らせないでよね」
「緋山、藤川」
「「は、はい!」」
こそこそと話をしていた2人は後ろの方から冷たい声で急に呼ばれ、慌てて振り返る。
「点滴は?輸血の準備も」
「い、いますぐ!」
「お、俺、輸血の準備します!」
「白石!」
「え?あ、はい!」
触らぬ神に祟りなしとばかりに、先程まで部屋の隅で静かに作業していた白石だったが、
急にAに呼ばれ慌ててそばに行く。
「ヘリの到着はいつ?患者の情報は入ってきたの?」
「えっと、確認します!」
Aの恐ろしい雰囲気に白石達だけでなく、救命にいる全員が怯えてしまって、
雰囲気は今朝とは比べものにならないぐらい最悪だ。
もぉ〜藍沢先生、どうにかしてよ〜。
白石はおそらく元凶であろう現場にいる彼を思い浮かべながら、
心の中で嘆いた。
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beth1004(プロフ) - 百合さん» ありがとうございます! (2017年9月25日 16時) (レス) id: a452bc95bb (このIDを非表示/違反報告)
百合 - この小説の藍沢カップルが大好きです! (2017年9月24日 23時) (レス) id: 9411ab6b90 (このIDを非表示/違反報告)
beth1004(プロフ) - kei-k.shoさん» そう言って頂いて嬉しいです!頑張って更新していこうと思うので、よろしくお願いします! (2017年9月24日 21時) (レス) id: a452bc95bb (このIDを非表示/違反報告)
kei-k.sho(プロフ) - 初めまして!同期設定が多い中、先輩設定というのが新鮮で続きが楽しみです^ ^更新頑張ってください!楽しみにしております! (2017年9月24日 18時) (レス) id: 1bb52ee427 (このIDを非表示/違反報告)
beth1004(プロフ) - りなさん» 温かいコメントありがとうございます!マイペースにですが、更新頑張りますのでよろしくお願いします! (2017年9月24日 15時) (レス) id: a452bc95bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りょう | 作成日時:2017年9月23日 14時