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「あっ、待って五条君！無理！小学校を中心に帳が！」
「何言ってんの先輩。今更ビビってもここまで来たんだし、行こうぜ」
授業参観当日。悪ふざけしながらも怖がったら、五条君から呆れられた。こっちは本当に学校に入りたくないんだって。周りは親御さんだらけ。私達だけ一回り若いから、ジロジロと見られる。
いや、若さだけじゃない。とにかくこの五条悟とかいう生まれた頃から主役のイケメンが、お母様方の視線をかっさらっていくのだ。
やだなんでこんなところにあんなかっこいい若い子が？と熱い視線をひょいひょいと躱す五条君。
「大体さぁ、なんで怖いわけ？」
「え〜、それ聞いちゃう？」
「うん」
「…私、嫌われてんじゃないかなーって。そんだけ」
五条君の目を直視出来なかった。
言い訳めいた一言に、五条君は少し間を開けて、私に聞く。
「…手紙もらっておいて？」
「あんなのは、小学生は授業で書かされるんだよ」
「でもさ、わざわざ『お姉ちゃんへ』って書いてあったじゃん」
「…気を遣われてるんだよきっと。そうじゃなきゃ、こんな薄情なお姉ちゃんの所に、手紙なんて寄越さない」
「小学生のガキンチョ、気を遣うとか出来なくね？」
「……だ〜ッ！できるできる！そうじゃなきゃ納得出来ないの！」
自信が無い。私は本当に自信が無い。あの子のお姉ちゃんやれてないよ。だって世話は施設の人に任せっきりだし、全然会えてないし。
嫌われてたって文句は言えないんだ。
五条君は、私がそうやって言い訳を並べていくのが大層面白かったのか、声を上げて笑った。
笑いながら、私を宥める。
「そんでも行こ。嫌われてたら、そんときはそんときで」
「…嫌われてたくないな」
「何したか知らないけど、んな事ないと思うよ」
「そうかなぁ…」
俯いた私の手を、五条君は掴んだ。思わず見上げれば、少し頬を赤く染めている五条君。そのまま、私を引っ張っていく。
もう一丁前に、私を慰められるんだなぁ。君は。
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バンジ(プロフ) - 是非お願いします！楽しみにお待ちしております(*^^*) (10月1日 19時) (
レス) id: 00dbf37f9a (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - バンジさん» また、夢主、五条悟の能力以外にも、変更する場合がございます。それでもよろしければ、ぜひ続編を書かせてください🙇 (9月28日 17時) (レス) id: 989ab1f730 (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - バンジさん» コメントありがとうございます！夢主の反転術式の有無と、五条悟が他人に反転術式を使えない設定を公式そのままにして、考えてくださった展開を続編に使用してもよろしいでしょうか？ (9月28日 17時) (レス) id: 989ab1f730 (このIDを非表示/違反報告)
バンジ(プロフ) - という感じでどうでしょうか(笑)長文すみませんm(｡>__<｡)m (9月24日 23時) (レス) id: 00dbf37f9a (このIDを非表示/違反報告)
バンジ(プロフ) - に行けば、その分家の娘が五条悟に嫁ぐはずだった。だが、夢主が現れた事で目論みが大きく外れた為、夢主を敵視し大金を積んで伏黒パに依頼していた。それを知った五条がブチ切れ、裏切り者を炙り出す。夢主が静止するも止まらずその分家の家もろとも無下限で押し潰す。 (9月24日 23時) (レス) id: 00dbf37f9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作者 | 作成日時：2023年9月20日 17時
