BEST＋７＝JUMP

ケンカ２ ページ29

侑李side




in ◯◯工場跡地




正直、勝率は低いと思う
別にウチの連中が弱いって訳ではないよ。




でも、相手が相手だ
ウチのチームの次に強くて、人数も１００人近く




宏太「どーした？知念。めっちゃ考えてる顔してるけど」




そりゃそうでしょ
君達の安全を考えなきゃならないのは僕達、情報係の役目




だからその分、プレッシャーもデカイ




慧「薮ぅ。あんまり油断しないでね。怪我したら許さないから」




宏太「はいよー」




そんな軽い返事
今回は戦闘向きの大貴がいない分、ウチの戦闘力はおちてる




リーダー「よう。JUMPの皆さんよぉ。てか1人いねぇじゃねぇか」





光「大ちゃんは、先生に呼ばれてるから遅れてくると思うよ」




リーダー「舐めやがって…。お前ら！やれ」




あっちのリーダーの指示を聞いて、一斉に迫ってくる




チャキっと小型ナイフを出し、戦う




宏太「あははは！良いねぇw」




涼介「でもさすがにこの人数は厳しい」




かたっぱしからどんとん殴っていくしか倒す方法はない




戦法を考えて戦っていると、後頭部を殴られた




圭人「知念っ！」




くっそ。油断してた
ズキズキと痛みがどんどん酷くなる




光「はぁ、はぁ」




みんなの体力もどんどん削られていってる




大ちゃん！早く来て！

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