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Aside
裕翔「じゃあお部屋行こっか。」
「グズッ...お母さん…泣」
自然と涙が出てきた。
裕翔「今日から1人で入院なの。お母さんまたお仕事終わったら来るよ?」
「ん〜いやぁ泣」
裕翔「一回上行こう?先生待ってるよ。」
裕翔くんに抱っこされ、上に行った。
〜病棟〜
裕翔「着いたよ。じゃあココのベッドでお着替えしてね。お着替え終わったらこのボタン押してくれる?」
「うん…」
いつの間にか用意してあったパジャマに着替え、ボタンを押す。
裕翔「先生のところ行こっか。」
「何するの…?」
裕翔「採血だよ。」
「えっ…」
やだな…。
処置室という場所に入った。
?「Aちゃんの担当医の山田涼介って言います。
よろしくね。
今から採血だけさせてね。」
「グズッ...やだ…泣」
涼介「そうだねー。嫌かもしれないけど、Aちゃんの身体の中がどうなっているのか知りたいから、ちょっとだけ頑張ろう?」
「痛いのやだ…泣」
涼介「じゃあなるべく痛くしないようにするね。
左腕見せてね」
私の左腕を取り、小さい枕に置く。
涼介「ちょっと触るね」
少し腕を触られたかと思ったら、腕をゴムみたいなのでぎゅっとされた。
裕翔「怖かったら目瞑ってていいよ」
怖いから目を瞑る。
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