今日:24 hit、昨日:15 hit、合計:40,937 hit
小｜中｜大
115話 ページ16
涼介side
その後、Aは点滴での治療も併用していった。
「大丈夫？」
A「鼻血出た……」
「どれくらい出てた？」
A「わかんない……」
「わかんないか……。
大ちゃんに診てもらおうね」
A「やだ」
…こういう時でも診察は
嫌がるんだよね〜(苦笑)
まぁでも呼んだけど。
大貴「A、お待たせ」
A「呼んでない！」
「A、そんな大きい声出したら
いっぱい出ちゃうよ？」
大貴「お鼻診せて？」
A「いやだ…」
大貴「鼻血止まらないの治してあげるよ？」
A「……」
「頭押さえるね」
黙っちゃったAの頭を軽く固定する。
手袋をはめて鼻鏡で診察していく
大ちゃん。
大貴「ずっと止まらないのも心配だし
焼いちゃおうか。」
A「えっ…やだ」
「A、何されるかわかるの？」
A「わかんないから嫌なの……」
大貴「ちょっと痛いけどすぐ終わるからね。
おいで？」
A「やだっ！」
痛いことされるってわかってるから
行かないよね(笑)
でもそれくらいで大ちゃんが諦めるはずもなく…
A「いやだー！やらないー！」
大貴「はいはい。ちょっと頑張るよ」
大ちゃんに抱っこされて
処置室へ強制連行。
処置の準備を進めてAを抱っこした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 101人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：山田光
| 作成日時：2021年2月10日 16時
