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48話 ページ49

光side


消毒は痛くないってわかってるから
割と落ち着いてたんだけど


大貴「今から痛み止めの注射するからね。

絶対動いちゃダメだよ?」

A「やだぁ…!!(泣)」


麻酔を打つ、ってなったら
大きい声で泣きだした。


大貴「うん、嫌だよね。
ごめんな。ちょっと頑張ろう」

A「んんっ!!痛い…(泣)」

雄也「偉い偉い。頑張れてるよ」

A「いやぁ……(泣)」


乱れた呼吸を背中を撫でてあげながら
落ち着かせる。


大貴「今から、腰の辺りグリグリするからね」

A「んん……(泣)」

大貴「痛い?」

A「…ったくない……(泣)」

大貴「もう少しで終わるからね」


泣き続けるAの背中を撫でてるうちに
検査は終わってAと2人きりになった。


「涙、拭こうか。これ使っていいよ」

A「グスッ…(泣)」


蒸しタオルで顔を拭いてあげる。


安静時間も過ぎて抱っこして
部屋に戻った。

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作者名:山田光 | 作成日時:2020年10月27日 14時

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