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47話 ページ48
光side
面談室に連れて行って
膝の上に乗せると身体が少し震えてた。
そんなAの左手をぎゅっと
握って抱きしめる。
"大丈夫"って意味はもちろん
"検査、頑張れますように"っていう
願いもこめてパワーを送った。
そうすると効果があったのか
A「ｸﾞｽｯ…けんさ…がんばる…」
「頑張れそう？」
A「んっ…」
「よし、処置室行こう」
"頑張る"って言ってくれて
嬉しかった。
雄也「あっ、やっと来た(笑)」
時間ギリギリになったけど
まだ大ちゃんは来てなくて
セーフ…かな？
雄也「A、頑張れそう？」
A「うん、」
雄也「偉いな〜」
Aが今日、こんな状態だって
�睫擇發錣�ってくれてるから
いつも以上に優しい(笑)
雄也「パジャマ脱ごうな」
上のパジャマを脱いでベッドに
横になってもらう。
A「ひか…」
「ここにいるからな。
こっちの手繋いでおこう？」
A「うん…」
片手で手を握って片手で肩を押さえることに。
Aに対する恐怖心を少しでも
減らすために抑制は最小限。
「大丈夫。深呼吸してて？」
また呼吸が浅く速くなってきたから
そう声をかける。
大貴「もう大丈夫そう？」
丁度そこに大ちゃんが入ってきた。
大貴「A、ちょっと頑張ろうな」
A「うん…」
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作者名：山田光
| 作成日時：2020年10月27日 14時
