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42話 ページ43

大貴side


Aの方から甘えてくれて
すごく嬉しかった。


入院してからずっと泣かせてばかりで
嫌われてるかなって思ってたからね(笑)


ぎゅっと抱きついて顔を埋める。


そんなAの頭を撫でて
抱きしめてあげる。


「眠くなってきた?」

A「んぅ……」

「少し寝ようか。
寝るまで抱っこしててあげる」

A「ん…」


トントンって背中を叩いてあげると
まつ毛を濡らしたまま寝たA。


起こさないように部屋に連れて行こう。


部屋に着いてベッドに寝かせようとすると


A「ん…ふぇっ…うぇぇんっ(泣)」


…起こしちゃった(苦笑)


「ごめんごめん。
大丈夫だよ?寝んねしていいよ?」

A「抱っこぉ…(泣)」

「抱っこがいい?そっか」


ぎゅっとすごい力で抱きつくA。


Aの泣き声が聞こえたのか
光が部屋に入ってきた。


光「大丈夫?」

A「んん…(泣)」

光「甘えたいんだね。
A、ひかのところおいで?」

A「んっ……(泣)」


やっぱり1番は光だよな(笑)


顔が違うもん。

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作者名:山田光 | 作成日時:2020年10月27日 14時

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