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29話 ページ30
光side
A「やだ〜…飲まない…」
…まぁ、そうなるよね(苦笑)
「頑張って飲もう？」
A「んん…嫌なのぉ…」
「ゼリーと一緒はどう？」
A「ゼリー？」
本当は、小さい子が使うんだけど
このままじゃ飲んでくれなさそうだからね(笑)
「いちごとぶどうあるよ。」
A「いちごがいい」
「いちごにする？
ゼリー持ってくるからちょっとだけ
待ってて？」
A「…すぐ来る？」
「すぐ戻るよ？」
A「ん…」
ベッドに降ろしてゼリーを取りに。
「…寂しかった？」
部屋に戻るとぬいぐるみを抱きしめて待っててくれたみたい(笑)
A「寂しかったぁ…」
「そっか。ごめんごめん」
Aを膝の上に乗せて錠剤をゼリーで
包んで飲ませる。
残るは粉薬。
A「これ、やだぁ…！(泣)」
A、粉薬苦手だからなぁ。
毎回飲ませるのに苦労するんだよね。
水を加えてトロっとした玉にして
飲ませてるけど…
A「やだ…飲みたくない…(泣)」
…今日は難しそうだ(苦笑)
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作者名：山田光
| 作成日時：2020年10月27日 14時
