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186話 ページ37

涼介side

「37.5℃か。微熱だね」

A「んっ…んーっ‼(泣)」

「ん?どうした?

あ、お部屋戻る?」

A「……」

「ちょっとAー?

どこ行くのー?」

A「やぁ‼(泣)」



膝から降りるとナースステーションから出て行ったから
部屋に行くのかな?って思ったら
部屋を通り過ぎて行った。


"どこ行くの?"って聞くと
泣きながら廊下を歩いて進んだ。


その後ろを着いて行って
Aに声を掛けた。


「ほら、おいで?一緒にお部屋戻ろう^^」

A「グスッ…んんっ(泣)」


手を差し出すと手を握ってくれた。


部屋に着いて椅子に座って
Aを膝の上に乗せてベッドに置いてあった
ハンカチで涙を拭いた。


まぁ…全然落ち着く気配はないんだけど^^;

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作者名:山田光 | 作成日時:2022年7月22日 19時

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