7話 ページ8
大貴side
すぐに点滴をオーダーして
届いたから処置することに。
「ごめんな、チクッとするよ」
A「んっ…(涙)」
ふぅ…なんとか一発で入って良かった。
「泣かずに頑張れて偉かったね^^」
点滴を繋いで頭をポンポン、と撫でてあげる。
きっと…泣くの我慢してたんだろうな…。
めっちゃ涙目だもん^^;
A「ゴホッゴホッ…」
「おっと、大丈夫?
吸入しようか。向こう行ける?」
A「んっ…」
処置室に連れて行って吸入。
ついでに聴診したけど
やっぱり音が良くなくて…。
薬が飲めるみたいだし
内服で様子を見ることにした。
「また後で吸入しようね。」
A「うん…わかった…」
朝と夕方の2回。
家でも吸入してもらってる。
「お部屋戻ろうか」
A「うん」
熱は少しあるけど足取りはしっかりしてる。
心因的なものだから
熱が高くても解熱剤は使えないんだよね。
その原因になってるものが
解決しない限り下がらない。
すぐに解決は難しいし…
心のケアをしていくしかないかなぁ…。
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作者名:山田光 | 作成日時:2022年6月20日 20時