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13話 ページ14

大貴side

Aのお母さんと電話で話した日。


現実の様な夢を見て眠れない日が
続いてることも聞いた。


普段、家で過ごしてるときも
落ち込んでいるような風に見えたって。


お母さんと話し合った結果
一度心療内科の受診をしようってことに。


ただ…この病院の心療内科は
基本中学生は受付してなくて
小児科の専門外来で診てもらうことになっている。


先生は何人かいるんだけど
Aには一番ひかが合ってるかなって。


何度か会ったことがあって
小学生のときは遊んでもらってたし
Aもきっと話しやすいと思うんだよね。


入院することになって
ひかに連絡すると明日の午後にAのところに
行くって言ってくれた。


「今日の午後なんだけど、ひかとお話しない?」

A「ひか先生?」

「そう。少しお話したいんだって。」

A「ふーん……」

「Aが思ってること話そうね?」

A「うん…わかった。」


本当は一緒に話聞こうって思ったんだけど
午後は外来なんだよね。


まぁ…結果は後で聞けばいいか。

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作者名:山田光 | 作成日時:2022年6月20日 20時

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