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460話 ページ11

光side

今日は忙しくて
中々Aのところに行くことができなかった。


あれだけ泣いてたから流石に寝てるよな。


部屋に行くと酸素マスクを曇らせて
寝ているA。


A「んん……」

「A?」

A「ひかぁ……」

「ん?」

A「手……」

「手?いいよ」


手を差し出すと弱い力でぎゅっと握られた。


安心するのかな?顔がさっきより穏やかな気が(笑)


でも……


「酸素はまだ着けとこう?」

A「んん……いやぁ……」

「苦しいでしょ?」

A「いらない〜……」


慣れた手つきで酸素マスクを外す。


まだ取るには早すぎるから
着けててほしいんだけどな〜…


着けるために手を離そうとすると
グズるし…


大貴「Aー?」


丁度そこに大ちゃんが様子を見に来てくれた。

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作者名:山田光 | 作成日時:2022年5月15日 22時

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