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#035・ ページ5
光side
今からAの点滴と酸素を付けに行く。
さっき病棟全体に響くくらいの泣き声だった。
「Aー？入るよー」
A「んぅ〜何ぃ…」
結構ぐったりしてる…。
「酸素だよ。」
A「さんそ…？」
「付けようね。」
Aに酸素を装着する。
A「ん〜、、」
「点滴で終わりだからね。」
A「やだぁ、、、」
「嫌だね〜。でも点滴しないと良くならないよ？」
布団の中から腕を取り、点滴を繋いだ。
A「終わり？」
「終わりだよ。」
A「抱っこ、、」
「はいはい。笑」
Aを抱き上げ、背中をトントンとするとすぐに寝息が聞こえた。
ベッドにそっと寝かせ、病室を出た。
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