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60話 ページ11
Aside
先生が戻ってくるまでに吐くことができれば
嫌なことされなくて済むんだろうけど
自分ではどうすることもできなかった。
涼介「お待たせ、あーんできる?」
……ほらぁ(泣)
ゴム手袋を着けた先生。
無理矢理吐かせるパターンじゃん‼
涼介「無理かな?ちょっとごめんね」
口の中に指を入れられて
反射的に口を開ける。
…と思ったら舌の奥の方をぐっと押されて
吐き気が襲ってきて吐いた。
涼介「吐ききったかな。うがいしようね」
吐いたから座ってるのもやっとなくらい
ふらふらなんだけど……。
涼介「点滴増やすね?」
「…うん……」
はぁー。また増えちゃった。
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作者名:山田光 | 作成日時:2022年4月8日 21時