平成大学附属JUMP総合病院12 (ページ36)

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Aside

言われた椅子に座ると
伊野尾先生にぎゅって
身体を押さえられた。

涼介「袖捲るね」

左袖を肩の方まで
捲られた。

この注射、筋肉注射だから
肩の方に打つんだけど
それがすごく痛い。

抵抗しようとしても
押さえられてる力には
勝てないし。

そんなことを
考えてるうちに消毒は
終わって、注射を打つ
段階に入った。

涼介「動いちゃダメだからね？」

「…うん」

涼介「じゃあチクってするよー」

肩の筋肉を少し
つまれると針が刺さる感覚。

チクっていうより
ブスッていう感覚ですごく痛くて
涙が出た。

慧「痛いね。もう少し頑張ろう」

針を刺すときは
もちろん、薬が入るときも
痛みがある。

それでまた泣いちゃった。

涼介「頑張ったね。偉い偉い」

もう高校生なのに
いっぱい泣いても先生たちは
怒らないで涙を拭いてくれたり
背中を撫でてくれる。

慧「お部屋行こっか」

「ん、、(涙)」

涙も止まってきた頃
伊野尾先生と一緒に
部屋に戻った。

…もうこの注射したくないなぁ。

.

ももさん、
リクエストありがとうございました！

こんな感じでどうでしょうか？

感想などありましたら
ぜひください！