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宏太side

涼介「じゃあ、お兄ちゃんが
手繋いであげる!

そうしたら頑張って座れるかな?」

A「…ずっと手繋いでて…(涙)」

涼介「うん。いいよ」

涼介がそう言うと
座ってくれた。

診察台の隣に
椅子を置いてそこに
涼介に座ってもらう。

「Aちゃん、
お顔ちょっと上向ける?」

A「んっ……」

「動くの我慢しててね」

A「あっ、やっ!!(泣)」

鼻鏡を挿入すると
ビクッと身体が震え上がった。

鼻の中はかなり
詰まってて苦しそう。

吸引してあげた方がいいかも。

念のため耳の中も診て
中耳炎まではいってないことを
確認。

準備して吸引しよう。

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作者名:山田光 | 作成日時:2019年12月20日 21時

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