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61 発作 ページ12

涼介side

「A〜頑張ってお薬吸おうね〜」

A「ん…ゴホッゴホッ…ヒュー…」

大貴「手首触るよ？」


Aが発作を起こした。


吸入させて発作は落ち着いたけど
またいつか大きな発作が起きるか、
油断ができない状態。


ナースステーション近くの
観察部屋が丁度空いたから今から移動。


「A〜、今から移動するね」

A「んっ…はぁ…」


意識は朦朧としてて
ほとんど反応はない。


声を掛けても苦しそうに
酸素マスクを曇らせる。


部屋に着いてもう一度熱を測ってみる。


…げっ。40℃近くあるじゃん。

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作者名：山田光 | 作成日時：2022年1月29日 16時

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