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69話 ページ21

Aside

宏太「どっちの腕がいい?」

そう聞くお兄ちゃんは
すっかりお医者さんの顔。

「…こっち」

宏太「じゃあ腕縛るよ」

「んっ、、」

針が怖くて俯く。

腕が縛られると
お兄ちゃんの優しい手が
腕に触れた。

すると消毒の匂いがして、
『来る…』って思って
ぎゅっと身を縮み込ませた。

宏太「ちょっと冷たいよ」

「んんっ…」

あぁ……
遂に来るぅ……(泣)

宏太「…A?ゆっくり息しよう?」

「んっ…」

ゆっくり息をすると
ドキドキしてる気持ちも
肩の力も抜けた。

宏太「そのまま深呼吸しててね」

チクッと腕に痛みが。

うぅ…(泣)

やっぱり痛いよぉ……(泣)

宏太「頑張ったね」

テープで針を固定して
点滴に繋げると
いつものお兄ちゃんに戻って
頭を優しく撫でてくれた。

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作者名:山田光 | 作成日時:2019年1月12日 17時

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