平成大学附属JUMP総合病院5 (ページ36)

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Aside

その後に大貴お兄ちゃんが
迎えに来てくれた。
とりあえず慧お兄ちゃんは
怒ってなさそうで安心した。

駐車場に着いて
大貴お兄ちゃんに聞いてみる。

「…涼介お兄ちゃん怒ってる？」

大貴「うん。すごい怒ってたよ」

「えぇ…」

あぁ…帰りたくない…。

大貴「着いたよ」

学校から車で3分程の距離
だからすぐに着いてしまった。

大貴「歩ける？」

「ん、歩く」

歩けないって言ったら
涼介お兄ちゃんにもっと
怒られるような気がして自分で
歩いて家に入った。

大貴「涼介ー。A連れてきたよー」

やばい…。

涼介「A、おかえり。」

…あれ？意外と大丈夫？

涼介「とりあえず、診察するから
部屋行くよ。」

もう怖い…。

部屋に着くといつの間にか大貴お兄ちゃんは
居なくなっていて涼介お兄ちゃんと
2人きり。

涼介「そこ座って」

「はっ…はい」

指定された場所に座ると
瞼を捲られた。

涼介「採血するから」

えっ