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貧血 kurumiさんリクエスト ページ27
先生…伊野尾慧(内科医、彼氏)
岡田A…大学生(彼女)
・
Aside
今日は、慧くんが
お家にご飯を食べに
来てくれる日。
だけど…なんだか
具合が悪くて…。
でも、それは
慧くんにバレては
ダメだ。
絶対「病院行こう」って
言われるに決まってる。
ご飯が完成して
慧くんの帰りを
待っていた。
ピンポーン♪
あ、
帰って来た。
ｶﾞﾁｬ
「おかえり。慧くん」
慧「ふふ(笑)
ただいまA」
ふらっ
慧「おっと。
大丈夫??」
「んーごめん。
ちょっとふらついちゃった…」
慧「あれ？顔色悪いよ？」
やばい。
バレる！！
「だ…大丈夫だって！」
慧「ふっ(笑)
何焦ってるの？」
このまま、
病院行かないで済むと
いいな…。
そう思ってると
ﾍﾟﾛｯと瞼を捲られた。
慧「…やっぱり貧血じゃん。
A、病院行こう？」
「い、いいって。
これくらい大丈夫！」
慧「え〜。でも心配だからなぁ。」
「…ねぇ、病院で何するの？」
慧「ちょっと検査するだけだよ」
さりげなく
家から出て車の中へ
連れて行かれた。
「痛いのある…？」
慧「それはどうだろうね〜(笑)」
うぅ…絶対あるぅ……
痛いの嫌だぁ…(泣)
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