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私が拒否するよりも早く、キングが声を上げた
メリ「ちぇっ」
しぶしぶ諦める団長。キングは、ほっと安心していた。
ディ「わぁ!エリザベス、可愛い洋服だね!」
エリ「はい!Aの作るお洋服はデザインが可愛くて大好きです」
貴「ありがとう…」
褒められてAは嬉しそうに頬をポリポリとかいた。
ディ「あ、帽子だったよね。はい!なんでAも帽子被るの?」
貴「えっと、ちょっとね…。」
ここでベロニカ様のことを言うとエリザベスが黙っちゃいないだろうし…
ここは誤魔化すのが一番…
と、考えながら帽子を被っていると、今戦っているハウザーという男性が見えた
タイズーとの力の差は一目瞭然で。
貴「(私は次、この人と戦うのか〜…)」
次の瞬間、ハウザーは竜巻で相手を飛ばした。
貴「あ。やっぱいいや。」
ディ「えっ、いいの?」
貴「うん」
もう何もかも諦めかけた目で帽子を返す
だって、あんな風系の魔力使われたら絶対に帽子飛んでいくよ!帽子の意味無し!
貴「もう、いいや…そのまま出よう」
バレるかなんて分からないしね…
・
・
次の対戦はキングとケイン。
メリ「頑張れよ!」
貴「神器は私が預かっとくね!頑張って!」
キング「…」
キングはおっさんの容姿でビシッと親指を立てて舞台へ上がっていった。
バン「やっぱあれがキメ顔なんだな…」
ディ「キングが武器なしで戦うところなんて初めてみるよ!」
メリ「あいつの喧嘩はハンパねぇんだ…!」
貴「…うん、ある意味ハンパないね」
預かった神器をもふりながらAは答える
ラブ「それでは、喧嘩開始!」
キング「(Aにかっこいいところ見せなきゃ…!)」
キングがたったったっと走って拳を振り上げる
しかしそれは、ケインに届いてすらおらず…。
キング「かわした!?」
ケイン「そりゃ!」
ポコっ、とケインの拳がキングの頭に当たる
キングは痛そうに頭をおさえた。
キング「つ、強い…!」
ラブ「これは、なんつー低レベルの戦いだぁ〜!」
メリ「キングは無茶苦茶、弱い!」
ディ「あぁ…」
直後、キングはケインから攻撃され、勢いよくこちらに飛んできた
貴「わっ…」
キング「ぐえっ」
ラブ「おっさん場外!」
バン「だっさ♪」
丁度、その場にキングの神器を持って立っていたAがキングを抱きとめた
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トロンボリ - すごくいいです! 一瞬でお気に入りでした! (2015年6月9日 19時) (レス) id: 20413c34ea (このIDを非表示/違反報告)
有栖院 御枝(プロフ) - 凄くいい作品ですね!すぐお気に入りに登録してしまいました!応援しています。頑張ってください (2015年3月13日 12時) (レス) id: f0369a22dc (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - すかぁれっとさん» ありがとうございます!頑張りますね! (2015年2月10日 22時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - あんみさん» 隠された力…魔神ですね!コメントありがとうございます!ドキドキものを書くのは私の目標でもあるので、これからも頑張ります! (2015年2月10日 22時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - 瀬結さん» キング可愛く書けてますか!?よかった…!そういってもらえると安心します!更新、頑張りますね! (2015年2月10日 22時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
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