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Aは消えかけている自分の体を見つめる。
Aに向かって、キングが叫んだ
キング「A!君、Aだよね!?」
貴「…」
キングたちの方を見るAだが、その顔は髪の毛に隠れて見えない
メリ「俺たち、しばらく死者の都に近い集落にいるから、お前も来いよA!」
そのメリオダスの叫びを最後にAの姿は完全に消えた
バン「あれがA?まじで言ってんのかよだんちょ〜」
メリ「おう!」
ディ「確かに魔力はAの感じだったね。でも、Aってあんなに強かったっけ?」
キング「あれは…Aだよ!オイラ見たんだ!あの髪の毛の下の顔を!」
メリ「それに、あの神器はAが国王からもらったやつ…だよな!」
キングがメリオダスの問いに、素早く頷いた
キング「でもなんで…あんなに強く…?」
エリ「A…お姉さま…。メリオダス様たちともお知り合いなのですか!?」
メリ「おう!Aのことはまた後で詳しく話す!」
ディ「でも、ここにいたってことは…」
バン「どっかで死ぬほどの致命傷受けた…とか♪」
キング「…え」
メリ「大丈夫だろ!また戻っていったって事は、生きてるってことだ!」
キング「そ、そうだよね…よかった」
ホーク「ん?んんん?俺だけ状況が分からないぜ!」
メリオダスたちも元いた世界に戻っていった
・
・
〜洞窟にて〜
貴「…!」
意識が戻り、目をカッと見開いて体を起こす
今度はちゃんと洞窟の中にいる
貴「死者の都…」
自分はあの激痛のせいで死ぬほどのダメージを受けたということだろうか
とりあえずは…
貴「死ななくてよかったぁ…」
せっかく、皆と会えたんだし思い出話でも…
貴「あ、ここは私だけしかいないんだっけ…。皆がいるのは死者の都に近い集落…だったかな?」
あの鉱石があった場所が死者の都とすると、なんで団長たちが居たんだろう?
貴「詳しいことは会ってから聞こう…」
私、あの聖騎士ときちんと戦えてた。
自分の新しい戦い方が無意識のうちに分かってたみたい。
貴「戦えるって…こんなに良いことだったんだ…」
でも、まだまだ、だ。
私の魔力は【守衛】だから、剣術でもっと上を目指さないとなぁ
身体能力も格段に上がったようで、色々と上手く攻撃を避けたりできるようになったらしい。
貴「…今まで以上に皆を守るぞー!」
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トロンボリ - すごくいいです! 一瞬でお気に入りでした! (2015年6月9日 19時) (レス) id: 20413c34ea (このIDを非表示/違反報告)
有栖院 御枝(プロフ) - 凄くいい作品ですね!すぐお気に入りに登録してしまいました!応援しています。頑張ってください (2015年3月13日 12時) (レス) id: f0369a22dc (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - すかぁれっとさん» ありがとうございます!頑張りますね! (2015年2月10日 22時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - あんみさん» 隠された力…魔神ですね!コメントありがとうございます!ドキドキものを書くのは私の目標でもあるので、これからも頑張ります! (2015年2月10日 22時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - 瀬結さん» キング可愛く書けてますか!?よかった…!そういってもらえると安心します!更新、頑張りますね! (2015年2月10日 22時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
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