Save４２ ページ43
Aが仕事をこなし始めて一年。
９歳になった時、母はAに大事な話があると言われ、あの幼い頃見たある部屋へと通された。
母「さぁ、入って」
貴「…？」
部屋に一歩入ってAはこの部屋から血の匂いを感じ取った。
そして、部屋の中にある棚を見て、Aの顔は引きつった
貴「か、母さん…これ、は…」
そこには、何十丁、いや何百丁という刃物が赤黒い血をつけたまま保管されていた。
母「それは、私が標的を殺した時に使ったものよ。いいコレクションでしょう？」
さすがのAもここで、はい、とは言えなかった。
人殺し？母さんが？
たくさんの疑問がただただ頭の中を回っていた。
母「A、座りなさい。今日は貴方に裏仕事を教えようと思ってここに呼んだの」
貴「え？」
なんのことだろうか…
母はAの向かい側に腰掛けて、話し始めた。
母「貴方が今までやってきた、破壊工作や居場所を突き止める仕事…。あれは、表の仕事と言ってね、一般の人から依頼された仕事なの。
裏仕事っていうのは、お偉いさんを暗殺したり、依頼されたグループを全滅させたり…。まぁ、一言で言うと、殺し。ね。
この部屋に入る男たち、見たことあるでしょう？あれは、全員それなりの上の人達でね。ああいう人達は多額の金を払って、ここに殺しの依頼をしに来てたのよ」
淡々と話す母。
Aは突然のことに頭が働かなくなっていた。
貴「えっと…それは、つまり、裏の仕事は殺し屋と同じような内容ってこと…？」
母「そうよ。それで、そろそろ貴方にも殺しの方の技術を教えようと思って。いずれはこの家を貴方に継いでもらうからね。しっかり仕事は覚えてもらわなくちゃ」
貴「あ、あの…母さん…。男の人達が顔を真っ青にして帰ってたのは…」
母「あぁ、それは…この刃物を見てからよ。この部屋に入れさせるのには理由があるの。こうやって刃物で脅せば、金を必ず払うでしょ？前に依頼をこなしたのに金を払わずに逃げたやつが居てね。それで、この部屋でしかそういう依頼は受けつけないようにしたのよ」
Aの中ですべての謎が解けた。
幼いころからの、この部屋の秘密も全て。
母「さぁ、A。早速、鍛錬するわよ」
刃物を手に、母は笑みを浮かべながら言った。
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葉桜ノ咲 - シロォォォォォォォォォ!! (2016年9月25日 21時) (
レス) id: 8346ebd752 (このIDを非表示/違反報告)
キンプリloveアイカ！ - 面白いですね〜！ (2015年6月13日 21時) (レス) id: c5d62240b1 (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - 黒瀬優希さん» ですよね！もう、ずっと話してても飽きなさそうです！あ、了解しました！ (2014年11月2日 16時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優希(プロフ) - アストルさん» わかります！占いツクールの友達がリア友だったらな〜って思うことがよくありますw(落ちます！ (2014年11月1日 23時) (レス) id: 4cf6869eaa (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - 黒瀬優希さん» 唯一話せる場所ですからね！笑 近くにここで出会ったような方の友達が居たらもっと楽しいだろうけどですねww (2014年11月1日 23時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
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