Save３１ ページ32
『それでは、第三次試験の通過時間の早い人から順に下船していただきます』
重い空気の中、女性スタッフの明るい声が響く
『滞在期限は一週間。その間に６点分のプレートを集めて、またこの場所に戻ってきてください』
『それでは一番の方、スタート！』
第三次試験でわずかに足を踏み入れるのが早かったヒソカからスタートをする。
『２番の方、スタート』
２分後、私の番がきた。
貴「(５３番の人がスタートするまで身を隠していないと…)」
Aは歩いて森に入ると、素早く茂みに身をひそめた
✳ ✳ ✳
『スタートしてください』
数十分後、Aのターゲットの５３番が森に入ってくるのが確認できた
貴「(来た…)」
このまま気配を消して尾行しなければ…
５３番も自分のターゲットを探すため気配を消して移動を始めた
貴「(そういえば…あの人の名前、ポックルっていってたかな？)」
ゴンとキルアと船の上でわかれたあと、Aは二人の男性が何やら話している場面に遭遇した
お互い名前で呼び合っており、そのうち一人が５３番の彼だったはずだ。
…なんて、呑気なことを考えながら、
かつ、気配を完璧に消して尾行を続けるA。
気配を消す技術はトップクラスだろう。
それほどまで、Aの気配の消し方は素晴らしいものだった。
貴「(ポックルさんの武器は弓矢か。飛び道具は気をつけなくちゃ)」
『いい？A。プロになるには、まず気配を完全に絶つことが必須条件よ。その次は相手がどう動くか見極める力と記憶力の強化よ』
『…はい、母さん。頑張ります』
幼い頃の思い出がよみがえる
貴「(母さんから教えてもらったことが役に立つ日が来るなんてね)」
途中で鍛錬はすっぽかしちゃったけど、まだ体が覚えててくれてよかった。
Aは少し自嘲気味に笑うと、ポックルを見失わないようにすることに集中した。
✳ ✳ ✳
しばらく尾行をしていると、背丈ほどもある茂みの中にポックルは入っていった。
Aもすかさずその後を追う。
貴「(ポックルさんがターゲットを狙う瞬間が私にとって最高のチャンスなんだけどな…)」
ポックルが自身のターゲットに攻撃を仕掛ける瞬間を狙うA。
そのチャンスは早々にあらわれた。
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葉桜ノ咲 - シロォォォォォォォォォ!! (2016年9月25日 21時) (
レス) id: 8346ebd752 (このIDを非表示/違反報告)
キンプリloveアイカ！ - 面白いですね〜！ (2015年6月13日 21時) (レス) id: c5d62240b1 (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - 黒瀬優希さん» ですよね！もう、ずっと話してても飽きなさそうです！あ、了解しました！ (2014年11月2日 16時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優希(プロフ) - アストルさん» わかります！占いツクールの友達がリア友だったらな〜って思うことがよくありますw(落ちます！ (2014年11月1日 23時) (レス) id: 4cf6869eaa (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - 黒瀬優希さん» 唯一話せる場所ですからね！笑 近くにここで出会ったような方の友達が居たらもっと楽しいだろうけどですねww (2014年11月1日 23時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
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