Save２２ ページ23
ヒソカ「じゃあ後は、この階段を進めば終わりみたいだね♠」
貴「そうみたいですね。…ヒソカさん、その怪我、大丈夫ですか？」
ヒソカ「あぁ、このくらいなんともないよ♣すぐ治る♦」
貴「…そうはいっても…少し、少しだけ手当てさせて下さい」
そういってAは包帯を取り出した。
ヒソカ「じゃあ…お願いするよ♥優しいんだね♠」
貴「…一応、助けてもらった身なので…。恩は返しますよ。そうやって育てられてきたんです」
手際よくヒソカの腕と腹に包帯を巻くA
傷も浅かった為、すぐに終わった
ヒソカ「ありがとう♦この包帯、大切にするよ♥」
貴「え…」
ヒソカ「ていうか、君は大丈夫なのかい？」
貴「口の中が少しだけ、血の味がするだけです」
Aはペッ、ペッと、口の中の血を吐き出した
ヒソカ「頑丈なんだね♠」
貴「寸前のとこで急所は外したんです。あれがモロ当たってたら今頃私は…」
サーっと青ざめた顔になるA
ヒソカ「まぁ、君なら本気を出せばあんなやつら簡単に殺れるさ♣今はまだ力が出せてないだけ♦」
貴「力？」
ヒソカ「…それはまだ秘密♥さ、行こうか」
✳
✳
階段はそう長くもなく、すぐに出口についた
『44番、ヒソカ！360番、A！三次試験通過！所要時間、6時間17分！』
貴「あれっ…私たちが一番なんですね」
ヒソカ「きっと僕たちの相性が良かったから早く終わったんだよ♥」
ヒソカが笑みを浮かべながらAを見る
貴「ヒソカさん、私、あまり寝てないので少し寝ますね」
しかしAはヒソカの言葉をスルーし、端っこの壁に寄りかかって寝る体制に入っていた
ヒソカ「…うん♦」
目を閉じて数分、Aからは規則正しい寝息が聞こえてきた
ヒソカ「さぁて…ゴンたちは生きてるかな？♣」
Aが寝ているところから少し離れた場所に座ったヒソカ
そして寝ているAを見て、くく…と笑った
ヒソカ「この子が念を覚えたら…どんな大物に化けるんだろうね♣」
本当に、楽しみだ♥
ヒソカの呟きは広い部屋に響いて消えた
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葉桜ノ咲 - シロォォォォォォォォォ!! (2016年9月25日 21時) (
レス) id: 8346ebd752 (このIDを非表示/違反報告)
キンプリloveアイカ！ - 面白いですね〜！ (2015年6月13日 21時) (レス) id: c5d62240b1 (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - 黒瀬優希さん» ですよね！もう、ずっと話してても飽きなさそうです！あ、了解しました！ (2014年11月2日 16時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優希(プロフ) - アストルさん» わかります！占いツクールの友達がリア友だったらな〜って思うことがよくありますw(落ちます！ (2014年11月1日 23時) (レス) id: 4cf6869eaa (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - 黒瀬優希さん» 唯一話せる場所ですからね！笑 近くにここで出会ったような方の友達が居たらもっと楽しいだろうけどですねww (2014年11月1日 23時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
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