Save19 ページ20
しばらく歩いた後、
ヒソカ「…ストップ♦」
貴「!」
突然、ヒソカが足を止めた。
ヒソカ「…♠」
何事かと思い私も前を見る
暗い暗闇だが、暗闇で働くことの多い私の家柄は目が慣れている
貴「…人?」
暗闇から出てきたのは体格の良い男二人だ
「最初の手合わせは俺たち二人だ」
「こっちはちっせぇ嬢ちゃんだなぁ」
どうやらこの二人を倒さないと先に進めないらしい
ヒソカ「こんな雑魚、僕一人で十分だけど…♠」
タイマーはよく見ると、人の形のマークがついていた
最低でも一人は倒さなければいけない仕組みだそうだ
ヒソカ「…戦えるかい?♦」
貴「うん」
ヒソカ「じゃあ素早く片付けようか♥時間の無駄だし♣」
「なにぃ?」
「おい、俺はこのちっこいの殺るから、お前はそっちの男頼んだぞ」
「あぁ。お前、ちょっとは手加減してやれよな」
「おう。少しくらいは手加減してやるさ」
戦闘態勢をとった男二人はそれぞれの標的に攻撃を仕掛け始めた
「おらおら!行くぜ嬢ちゃんよぉ!」
男がAに拳をぶつけようとパンチを炸裂する
貴「…」
しかしそれをAは眉一つ動かさず無言で避ける
「ちっ、すばしっこいな。だがこれならどうだ!」
男は地面を叩き壊しながらAの元へと近づいていく
その度にAは簡単にそれを避けた
「…」ニヤッ
突如、男は叩きつける手を止め、粉々に粉砕された石を手に持てるだけ持って勢いよくAに向かって投げた
貴「!」
Aは石によって男の気配を見失ってしまった
貴「気配は…!?」
「もらったぁ!!」
ドガッ
男は無防備になったAの腹に思い切り拳をめり込ませた
貴「かはっ…!」
Aはそのまま飛ばされ、壁に激突した
ヒソカ「!」
「がははは!!俺が本気出せばこんくらい楽勝だな!」
男は満足そうに高笑いする
「おい、そっちの男は終わったか?…ひっ…!」
「ぐわ、ぁ…!」
ヒソカの相手をしていた男はトランプで両腕を切り落とされていた
大量出血しているため、かろうじて生きている状態だ
「お、お前…」
ヒソカ「…僕の果実ちゃんを取らないでくれるかい?…あの子は僕が殺る♦」
ザシュッ
「ぐぁ、ああ…」
男は半ギレのヒソカによってその場に倒れた
644人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
葉桜ノ咲 - シロォォォォォォォォォ!! (2016年9月25日 21時) (レス) id: 8346ebd752 (このIDを非表示/違反報告)
キンプリloveアイカ! - 面白いですね〜! (2015年6月13日 21時) (レス) id: c5d62240b1 (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - 黒瀬優希さん» ですよね!もう、ずっと話してても飽きなさそうです!あ、了解しました! (2014年11月2日 16時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優希(プロフ) - アストルさん» わかります!占いツクールの友達がリア友だったらな〜って思うことがよくありますw(落ちます! (2014年11月1日 23時) (レス) id: 4cf6869eaa (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - 黒瀬優希さん» 唯一話せる場所ですからね!笑 近くにここで出会ったような方の友達が居たらもっと楽しいだろうけどですねww (2014年11月1日 23時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ