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明るい日差しが締め切ったカーテンの隙間から少し入ってくる昼下がり
ベッドに寄りかかり、コントローラー片手に画面を見つめる
貴「もうちょっとレベル上げしなきゃなぁ…」
強そうな装備をまとったプレイヤーを操作して、敵を蹴散らしているのはこの小説の主人公、Aである
ゲームに没頭するあまり、気づいたら夜になっているというのも日常茶飯事。
貴「ここであの技を発動したら、敵のスキルが上がっちゃうから…」
ブツブツとゲームの内容を呟くA
もちろん、この時、彼女は攻略本など一切見ていない
全部、頭の中に記憶されていた
その記憶力は自分でも驚くほどだった
貴「記憶力いいのかな、私。母さんからの影響もあるんだろうけど」
そして、A自身、格闘ゲームなどが大好きで戦いを実際にしてみたいという気持ちが大きかった
貴「一応、武術は習ったし戦えないわけじゃないけど…うーん…」
ゲームでは自分が本当に身を軽々と動かし、戦っているように見えてすごく楽しかった
ある理由で、この歳で一人暮らしをして、ゲームをする日々。
友達も幼い頃からろくにいなかった自分にとって、ゲームをする時間は幸せな時間だった。
できることなら、私は、これからもゲームをプレイし続けたい
できることなら過去にお蔵入りになった秘蔵ゲームもプレイしたい
そんなことを考えながらパソコンを見ていたAの目に飛び込んできたのはあるライセンスのことが書かれたページだった
貴「ハンターライセンス…ハンター試験…」
『ハンターライセンス、このライセンスでハンター専用の情報サイトを利用できるようになるほか、各種交通機関のほとんどを無料で利用可、一般人立ち入り禁止区域の…』
という説明書きを読んでいくと、最後にハンター試験のことが書いてあった
貴「これを持ってれば、一生ゲームして過ごせる…!」
そしてお蔵入りになってるゲームとかもプレイできるかも…!
という自分の楽しみの為、Aはハンター試験を受けることに決めた
貴「そうと決まれば…試験は、明後日!?」
Aは慌ただしく、明後日の試験に向けて準備を始めた
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葉桜ノ咲 - シロォォォォォォォォォ!! (2016年9月25日 21時) (レス) id: 8346ebd752 (このIDを非表示/違反報告)
キンプリloveアイカ! - 面白いですね〜! (2015年6月13日 21時) (レス) id: c5d62240b1 (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - 黒瀬優希さん» ですよね!もう、ずっと話してても飽きなさそうです!あ、了解しました! (2014年11月2日 16時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優希(プロフ) - アストルさん» わかります!占いツクールの友達がリア友だったらな〜って思うことがよくありますw(落ちます! (2014年11月1日 23時) (レス) id: 4cf6869eaa (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - 黒瀬優希さん» 唯一話せる場所ですからね!笑 近くにここで出会ったような方の友達が居たらもっと楽しいだろうけどですねww (2014年11月1日 23時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
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