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「ありがとう!君にそう言ってもらえるとすごく嬉しいな」
キーフリーの笑顔を見ていると、こちらまでほっこりした気持ちになる。
私のこの恋心を卒業するまでに伝えるか否か迷っていたが、今はまだやりたいことがあることだし、蓋をすることに決めた。
きっと、また会える。その時まで大切にしまっておこう。
「そうだ、次会った時はその敬語が外れているともっと嬉しいな。歳なんて関係ないからね」
名前を呼び捨てにした時にあれだけ喜んだのだ。敬語が外れるとなれば、またオルーギオが引くくらい喜んでくれるんだろうな。
「会った時のお楽しみ、ですね」
「それは楽しみだなぁ。名残惜しいけど、そろそろ行くね。僕も頑張るから、Aも頑張れ!」
手を振り合い、少しして互いに背を向ける。
「さて…頑張ろう」
目指すは今よりも魔法を上手く操れる一人前の魔法使い。今は言わば、一人前なりたての状態だからね。
意気込むAの後ろで、キーフリーが口元を抑えて赤くなっていることなど、Aは知るよしもなかった。
・ ・ ・
学生時代のお話はここで終わりです。
以降は成長した二人との再会、原作漫画に沿うお話になっていきます。
皆様、3巻はお読みになられましたか?
これからのお話には3巻に出てきた新たな知識なども入れていくのでネタバレが嫌な方は、是非3巻をお読みになってから、またこの小説を読みに来て下さると嬉しいです。
それにしてもキーフリー先生の過去気になる…っ。
作者の想像で進めていく場面本当に多いので、原作との矛盾あると思いますがご容赦下さい。
それとですね、今回は皆様にお願いがありまして…!
Aさんの魔法の案をいただけたらな、と。
前は風と植物にしぼっていたのですが、他の系統の魔法についてもお聞きしてみたいなと思いまして。
設定としてはどの系統の魔法もそつなくこなせる女性として考えているので、どんな魔法でも受け付けております!
オルーギオの代表作のように、普通の人が喜ぶようなものでも大歓迎です!もしよろしければコメントしていってください…!
いただいた魔法の案は物語の中に登場させて、提案してくださった方のお名前も記載させて頂きますね!(*^▽^*)
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アストル(プロフ) - 椿原よるさん» 植物たちと会話できるということですね!!その時の状況に応じて自分だけに聞こえるようにしたり全員に聞こえるようにしたり出来るのも良いですね…!前回の嬉しいコメントと今回の案、ありがとうございます、椿原よるさん´`*是非使用させて頂きます! (2018年3月3日 7時) (レス) id: debaada4f5 (このIDを非表示/違反報告)
椿原よる(プロフ) - ぜひ、私からも案を出させてほしいと思い、考えてみました。植物たちの声が風に乗って聞こえてくる…というのは如何でしょうか。(その魔法を発動した人にしか聞こえないというのもいいかと) お役に立てたら、嬉しいです。 (2018年3月2日 22時) (レス) id: 84ddbc797d (このIDを非表示/違反報告)
アストル(プロフ) - 月夜さん» あぁ…なんて素晴らしい案なのでしょう…!!話の流れに沿わせるために付け加えたりするかもしれませんが、月夜さんの考える魔法を使える場面を思いついたので楽しみにしていてくださいね!本当に案をありがとうございます! (2018年3月2日 20時) (レス) id: 60a9ea40e3 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - 再度コメント失礼します。魔法の一案として、なのですが…植物と風ということで花弁や葉を使い、つけた人の気配を探ることが出来る能力。 風で飛ばして通信機のようにすることも可能などはいかがでしょう(戦闘っぽくなりますが、迷子防止などに役立ちそうな...) (2018年3月2日 0時) (レス) id: 016749241a (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - 本当に面白いです!!なかなかこの漫画の夢ないので!更新、頑張ってください!!! (2018年2月25日 16時) (レス) id: 016749241a (このIDを非表示/違反報告)
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