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君だけ 弟者×おついち ページ1
「おーついちさーん」
グリグリと僕の肩に赤い頭を押し付けてくる
今日はやけに甘えてくるな、
なんて考えていると
首筋に生暖かい感触が走る
「んひゃっ…ちょっ、と！」
くるりと振り向けば
にやりと企み顔を浮かべる
そして
「わっ」
ひょい、と軽々持ち上げられた
向かう先は
まだ眩しい日が差し込んでいる寝室
「ねぇ弟者君！まだ昼なんだけど！」
「…おついちさん疲れてるっぽいから
寝かせたげようと思って」
「へ…？」
もふ、と久しぶりにベッドに触れた
部屋の照明と重なり
少し滲んで見える弟者君の顔を
こうして見るのも久しぶりな感じがする
「もしかして…期待しちゃった？」
耳に触れる手は相変わらず大きくて
優しくゆっくりかすめてくる
不意に夜の景色を思い出し
顔に熱が集まっていく感覚を嫌と言うほど感じた
で、する？
少し構ってあげられなかっただけで
こんなに欲しがりになってしまうのは
きっと君だけだよ
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amairo(プロフ) - ベルギーチョコさん» 教えていただき、有難うございます。修正致しました。 (2022年3月31日 17時) (
レス) id: dc661c30a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：amairo | 作成日時：2022年2月18日 19時
