52.「パーティー」後半 ページ5
クレイ「もう1人の人は、あなた?」
ミカ「はい!!私、ミカって言います。よろしくお願いします。」
クレイの言葉にミカと名乗った女が言葉の終わりとともにお辞儀した。
すると、エメットがその場をまとめるかのように一度だけ手を鳴らし自己紹介を始める。
エメット「さて!4人揃ったことだし…お互いのことをわかってなくちゃ何もできないから自己紹介をしよう!僕はエメット。Aランク3位でーす。ちなみに武器は聖書で攻撃もできるけど主に回復や状態異常を治すよ!!使い魔はピクシーだよ!」
長々をエメットがしゃべると続けてミカが紹介する。
ミカ「Eランクのミカです。武器は弓です。回復もある程度は可能で、使い魔はサキュロスです。」
そう言いながら、使い魔がミカの後ろから出てくる。
動物のような毛がある魔物だ。
そんな感じでお互い自己紹介を行った。
自己紹介が終わりさっそくパーティーの申請を行うため先生の所へ行き紙をもらって書く。
遠征の期間は一週間程度らしい。
一週間以上此処へ帰ってこない場合は、捜索が始まるらしい。
ちなみに早く終わるパーティーもあるらしいが、基本は一週間遠征を行わなければならないらしい。
…。
にしても、ミカとかいう奴はなぜEランクにいるのだろうか…。
使い魔は人型ではないが、あれは半獣だ。
そんな使い魔を召喚できるのにEランク…。
A(ミカってやつ…注意しねぇといけねぇな…。)
そんなことを考えている間にパーティーの申請が終わったらしい。
カノン「A!あそこから入るんだって!」
A「ん。」
カノンが俺の腕を引っ張りながら片方の空いている手でクレイたちのいる場所を指す。
カノン「…。考え事?何回も読んだのに返事も反応もしてくれないからびっくりしちゃった。」
A「…わりぃ」
カノンは俺が考え事をしているときに何度か俺のことを呼んでいたらしい。
全く気付かなかった。
そのことに素直に謝る。
カノンは少し目を見開いたが、特に何も言わず俺たちは入り口で待っている方へ歩いて行った。
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ナルス(プロフ) - ひなたさん» ありがとうございます!! (2018年2月4日 2時) (レス) id: 0c168f8630 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - 続き楽しみにしてます!これからも頑張って下さい!! (2018年2月3日 2時) (レス) id: 0b9483743a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナルス | 作成日時:2018年1月22日 19時