84.「その後の話。」 ページ38
<カノンside>
Aがいたということを母に話そうと母に言いに行ったら…
母「…知っていたわよ。見たらわかるわ。パスもつながっていたし…カノンは、自分の武器も出せるようになったのね。」
そう言いながら、私の頭を撫でるお母さん。
一番最初、母にAのことがばれた日、母が何かを考えたことは、戦ってみたいということだったらしい。
そのことを聞くと、Aがすごく嫌そうな顔をしていた。
どうやら、無駄に力を使いたくないようだ。
そんなAに母は詰め寄り、軽くて合わせをしていた。
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学校に行けば渡井のランクはAランク。
使い魔は強いけど自身の武器がないからAランクらしい。
DランクからAランクに上がったことでいろいろ絡まれることもあった。
闘技場で指名されたときは、正直こわかったけどその時の武器を出したら、またいきなりSランク…。
今まで、私のことを馬鹿にしてきた子たちはいきなりSランクにあがったわたしから、復讐でもされると思ったのか「今まで、ごめん。」と、謝ってきた。
何とも言えなかったがけど、Sランクのみんなは優しく接してくれるのがうれしかった。
学校一位のルーウェルさんがAにいろいろ話しかけていて、Aも聞きたいことがあったのか、休み時間に話している光景を何度か見た。
…。
すべてAが私の使い魔になってくれたおかげ。
Aがいなかったら、私はきっとここにいない。
こんなにも、たくさんの人と楽しくおしゃべりなんてしたことなかった、
毎日が苦痛で仕方なかったのに、今ではすごく楽しい、
全部、Aのおかげだ。
「ありがとう。A。」
END
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ナルス(プロフ) - ひなたさん» ありがとうございます!! (2018年2月4日 2時) (レス) id: 0c168f8630 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - 続き楽しみにしてます!これからも頑張って下さい!! (2018年2月3日 2時) (レス) id: 0b9483743a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナルス | 作成日時:2018年1月22日 19時